商船三井ケニア社
2025年6月4日

ナイロビ生活!6大ショッピングモールとマサイマーケット

     ナイロビでの生活に欠かせないショッピングモール。買い物はもちろん、カフェ、レストラン、病院、美容室まで揃う、まさに駐在員・出張者のオアシスです。
今回は代表的な6つのモールと、曜日ごとに開催されるマサイマーケットをご紹介します。

  1. Sarit Centre(サリットセンター) 📍Westlands/🛒 Carrefour
    ナイロビのサリットセンターショッピングモールと、前景にある特徴的な金属製の木の彫刻。

    東アフリカで最初のショッピングモールとも言われる老舗モール。
    改築・拡張を繰り返してきたため、ちょっと迷いやすい構造なのはご愛嬌(笑)。
    館内にある「Dr. Mattress Furniture」は、トルコ人オーナーによる家具店。
    製造はケニア国内で行われており、輸入家具に比べて価格は抑えめながら、品質はしっかりしていておすすめです。
    スーパーのCarrefourでは、輸入食品や日用品、日本食材も充実。
    Westlandsの中心地という好立地もあり、出張者・駐在員にとっての定番モールとして根強い人気を誇っています。

  2. Westgate Mall(ウエストゲートモール) 📍Westlands/🛒 Carrefour
    ナイロビのウェストゲートショッピングモールの外観。入口にはヤシの木とケニア国旗が見える。

    高級感のある落ち着いた雰囲気で、インテリアショップやカフェも充実。
    2013年にはアル・シャバーブによる襲撃事件が発生しましたが、現在は金属探知機・スキャナー・探知犬による厳重なセキュリティ体制が整い、安全なモールとされています。
    最近ではフランス系スポーツブランドDECATHLONがオープンし、スポーツ用品も買えるようになりました。(DECATHLONは The Hub KarenやTwo Rivers Mallにもあります。)

  3. Yaya Centre(ヤヤセンター) 📍Kilimani/🛒 Chandarana Foodplus

    日本人駐在員が比較的多く住むKilimani地区に位置するショッピングモール。
    近くにChina Townがある影響もあってか、Chandarana Foodplusではアジア系食品の取り扱いもやや多め?(筆者所感)
    ワイン・チーズ・グルテンフリー商品なども充実しており、日常使いに便利なスーパーです。
    モール内の「The Corner Shop」では、新鮮な野菜のほか、手作りの豆腐(絹・木綿)、納豆、味噌など、日本人に嬉しい食品が手に入ります。
    さらに、韓国人経営のヘアサロン「Touch of Glass」も入居しており、“ナイロビで髪を切るならここ”という定番の安心サロンとして多くの駐在員に親しまれています。

  4. The Hub Karen(ザ・ハブ・カレン) 📍Karen/🛒 Carrefour
    ナイロビのザ・ハブ・カレンショッピングモールの屋外プラザ。人々や店舗、ロンドン風の赤いバスが見える。

    高級住宅街・Karenにある、緑と水に囲まれた開放感のあるモール。
    モダンでおしゃれな建築様式で、欧米の郊外のアウトレットモールのような雰囲気があり、週末には芝生広場でイベントやファーマーズマーケットも開催されます。家族連れの週末定番スポットです。
    DECATHLONやスポーツ用品店が複数あります。

  5. Village Market(ビレッジマーケット)/🛒 Carrefour & 🥩 Prime Cut (butcher and fish shop)

    国連や各国大使館が集まるGigiriに位置し、最もインターナショナルな雰囲気のモール。
    敷地内には、イタリアンレストラン「La Casa Di Nico Ristorante」やタイ料理店「BANGBANG」など、外国人にも人気のレストランが充実しています。
    Carrefourに加えて、**精肉店「Prime Cut」**では、しゃぶしゃぶ用の薄切り肉、牛タン、刺身用のマグロ・サーモンなどが手に入ります。
    町の中心からは少し離れていますが、日本食を自宅で楽しみたい人にとっては欠かせない存在です。

  6. Two Rivers Mall(ツーリバーズモール) 📍Runda / Ruaka/🛒 Carrefour
    ナイロビのツーリバーズモールにある大観覧車。前の芝生エリアでは人々がくつろいでいる。

    ナイロビ最大級のショッピングモールで、観覧車・映画館・アミューズメント施設も完備。
    Carrefourも広大で、食品・家電・衣料・日用品まで“全部入り”のモールです。
    また、モール内には中華系雑貨が集まる「China Square」も入っており、「ダイソーやドン・キホーテの代わりになるかも?」(※少し言いすぎ…笑)と、ほしかった家具や日用品が見つかるかもしれません。
    週末は家族連れでにぎわい、ナイロビのレジャースポットとして定着。
    Village Marketよりもさらに北に位置し、市内中心部からはやや距離がありますが、たまには羽を伸ばして訪れてみるのもおすすめです。

ナイロビのマサイマーケット。青いテントが並び、地元のベンダーが工芸品やお土産を販売している。

◆ マサイマーケット: モールで出会える「もうひとつのケニア」
今回ご紹介したモールのうち数カ所では、**曜日ごとにマサイマーケット(Maasai Market)**が開かれます。
ビーズアクセサリー、布製品、木彫りの動物、絵画などが並び、手作りのケニア文化と職人の技に直接触れられる場でもあります。

🗓️ 開催スケジュール(2025年現在)
水曜日: Capital Centre (Mombasa Road)
木曜日: Junction Mall (Ngong Road)
金曜日: Village Market (upper parking lot)
土曜日: High Court parking lot (behind Hilton)
日曜日: Yaya Centre (Hurlingham)
※別のイベントと重なっている場合、臨時休業があります。行く前に各ショッピングモールのHP等でご確認下さい。

🪙 Tips(行く前にチェック!)

  • 値段は言い値の半額以下から交渉スタートが定番
  • 支払いは現金またはM-PESAが主流(カード不可が多い)
  • 複数購入や「また来るね、友達連れてくるね」で、値引きされることも…?

まとめ:モールから始まるナイロビ生活
ナイロビのショッピングモールは、買い物以上の価値があります。
生活の拠点としての便利さ、安心感、そして文化との出会い。
どのモールにも個性があり、自分に合った“お気に入り”を見つけることで、ナイロビでの暮らしはきっともっと楽しくなるはずです


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