商船三井東京
2025年7月2日

EXPO2025でケニアに出会った日!ケニアデー体験レポート

     商船三井はケニア人材を日本企業に紹介する「ケニア人ワーカーを日本へ」を進めておりますが、今般ケニア大使館のご招待を受け、万博のケニアデー関連イベントに参加しました。

EXPO2025のケニアデーにて、舞台上で伝統的なケニアのダンサーたちがパフォーマンスをしており、背景のスクリーンには緑豊かな風景が映し出されている。
大阪で開催されたEXPO2025のケニアデーにて、観客がケニアの国旗を振っており、舞台には日本とケニアの国旗が掲げられ、子どもたちがパフォーマンスを披露している様子。

     今年は4月13日から10月13日まで、大阪でEXPO2025が開催されておりますが、ナショナルデーは、参加している158の国や地域が1日限定で開催する特別なイベント。まさに万博会場が、その国の色に染まる魔法のような日です。

6月24日はケニアのナショナルデーに指定されており、同日は午前11時から「EXPOナショナルデーホール レイガーデン」で公式式典が開催されました。公式セレモニーはケニアよりリー・キニャンジュイ投資・貿易・産業省長官、日本より三澤康特命全権大使(関西担当)・2025年日本国際博覧会政府代表代理がご挨拶され、両国の友好と経済・文化の交流拡大を期待されました。それに続き、ケニアと交流のある地元湯里超学校の生徒が「ジャンボ・プアナ」の大合唱を披露、会場も参加者も大いに盛り上がりました。その後はケニアの伝統のダンスミュージックが披露され、投影されるケニアの景色とともに会場はケニア一色となりました。残念ながら我々はゲット出来ませんでしたが、ケニアはお花の輸出大国ということもあり、万博会場では美しいケニアローズが5万本も配られていたそうです。

EXPO2025のケニアデーのセッションにて、登壇者がプレゼンテーションを行っており、ステージ両側には日本とケニアの国旗が掲げられ、スクリーンには協力を表すイラストが表示されている。
EXPO2025の会場内の廊下に設置された「THINK FLOWERS – MAKE IT KENYA」のプロモーションバナー。黄色い花と公式ウェブサイトの情報が掲載されている。

前日の6月23日には、ケニア政府主催、外務省・経産省・JETRO後援で「ハイレベル・ビジネスフォーラム」が大阪国際コンベンションセンターで開催され、ケニアと日本の輸出入業者、投資家、政府機関が一堂に会し、ケニアの貿易、投資、観光の機会について意見交換する機会が設けられ、商船三井のウェルビーングライフ事業部 外国人人材事業チームの小池が日本側の民間セクターを代表する一社として、ケニアと日本の両国の社会課題解決に繋がるケニア人財の日本への紹介(Labor Mobility)についてプレゼンテーションを行い、会場参加者の興味を喚起するとともに、その内容につき大好評を得ました。

2023年は日本とケニア両国が外交を樹立してから 60 周年を迎えた年でした。我々商船三井は1926年にアジアからモンバサ港へのサービスを開始して来年が130年となります。
ケニアをゲートポートのひとつとして、関係者との協力関係を構築し、歴史的にかかわりが深く、将来性のあるこのアフリカ地域でのビジネス拡大を図り、ひいては地域の経済発展と世界的な労働力のインバランスという課題解決に貢献していきたいと思います。


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